お知らせ・スタッフブログ

こんにちは、夢観堂スタッフ S.Kです。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、季節の節目でもあるこの時期。
皆様、どのようにお過ごしでしょうか?

秋のお彼岸(9月20日(土) – 9月26日(金))が近づくと、どこか空気が澄んで、心も静かにご先祖さまを想う時間が増えるように感じます。

ところで「お彼岸」、その由来と意味ご存知ですか? 私も???なのでチョット調べてみました。

「彼岸(ひがん)」とは、仏教における悟りの境地=“彼の岸”を意味します。
それに対して、私たちが生きるこの世は“此岸(しがん)”と呼ばれ、煩悩や迷いのある世界とされています。

お彼岸は、此岸に生きる私たちが、六波羅蜜(ろくはらみつ)という六つの修行を通じて、彼岸=悟りの世界に近づこうとする期間。
この教えが、日本では「ご先祖さまに感謝し、供養する期間」として定着しました。

🌼 供養のかたちは人それぞれ

お彼岸は、ご先祖さまに感謝の気持ちを伝える大切な機会。
けれど、形式にとらわれすぎず、「自分らしい供養」を見つけることも、現代ならではの考え方かもしれません。

納骨堂では、お参りのスタイルも自由です。
静かに手を合わせる方、故人との思い出を語り合うご家族、写真を見ながら涙する方——どれも尊い時間です。

🌸スタッフからのひとこと

お彼岸期間中は、館内に季節の花を飾り、少しだけ華やかな雰囲気に。
スタッフ一同、皆さまが心穏やかに過ごせるよう、清掃や空調管理にも気を配っています。
「ここに来ると、気持ちが落ち着く」と言ってくださる方も多く、私たちにとって何よりの励みです。

どうぞ、今年のお彼岸も、あたたかな気持ちでお過ごしください。