こんにちは、夢観堂で執事長をしているT.Mです。
先日、休日を利用して滋賀県近江八幡市にある「八幡山ロープウェイ」に乗ってきました。
納骨堂の仕事をしていると、日々“祈り”や“静けさ”に触れる機会が多いのですが、今回は少し視点を変えて、“風景の中にある心の整え方”を探す旅でした。

近江八幡の歴史ある町並みを抜けた先にある、八幡山ロープウェイ。
山頂まで約4分の空中散歩。眼下には八幡堀、遠くには琵琶湖が広がり、乗っているだけで心がほどけていくような感覚になります。
ロープウェイの中は静かで、乗客の皆さんもどこか穏やかな表情。
“移動”ではなく、“心の準備”のような時間でした。
山頂には展望台や日牟禮八幡宮、そして静かな遊歩道。
風が心地よく、木々のざわめきが耳に残ります。
ふと、「ここで手を合わせたら、きっと届くな」と思いました。
納骨堂でのご供養もそうですが、“場所”が持つ力ってあるんですよね。
自然に囲まれた空間は、それだけで祈りの場になるのだと改めて感じました。
今回のロープウェイ体験を通じて思ったのは、「供養も旅も、心を整える時間」だということ。
名古屋の納骨堂では、日々ご家族の想いに触れていますが、こうして自分自身が“整う”時間を持つこと、また新たな気づきが生まれます。
八幡山ロープウェイは、観光地でありながら、どこか“祈りの風景”を感じさせてくれる場所でした。名古屋からも日帰りで行ける距離ですので、もし心を少し休めたいとき、ぜひ訪れてみてください。そして、戻ってきたらまた、私たちの納骨堂でゆっくりと手を合わせていただけたら嬉しいです。